商品名 | 特別重要刀剣 刀銘 折り返し銘 吉包作 | ||
銘 | 折り返し銘 吉包作 | 作者 | 古備前 吉包 |
時代 | 鎌倉時代初期 | 伝来 | |
指定 | 昭和50年10月29日 | 鑑定書 | 第4回特別重要刀剣 |
価格 |
刃長 | 70.0㎝ | 反り | 2.4㎝ |
元幅 | 2.7㎝ | 元重 | 0.6㎝ |
先幅 | 1.95㎝ | 鋒長 | 3.2㎝ |
茎長 | 16.4㎝ | 茎反り | 僅か |
形状 | 鎬造、庵棟、大磨上ながら反り高く、中鋒。 |
鍛
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板目、やや流れて肌立ちごころに地沸つき。 |
刃文 | 焼刃の広い直刃調、小乱れに丁字交じり、足・葉入り、小沸つき、砂流しかかり、金筋細かに入る。 |
帽子 | 直ぐに、先小丸、僅かに返り、表は掃きかける。 |
彫物 | |
茎 | 大磨上、折返しとなり、先切、鑢目勝手下り、目釘穴五、中三ッ埋、折返して指表に「吉包作」と折返し銘がある。 |
説明 | 大磨上ながら身幅広く、反り高い刀で吉包作の折返銘を残している。吉包は古備前派と一文字派とにそれぞれ同名があり、いずれも上手であるが、両者は区別し難い点もあり、この刀は身幅があり、先へ行って反りを伏しごころがあり、沸出来の小乱れに丁字を交えた刃文、銘振りは吉包作と三字銘で、比較的にやや大振りであるが古備前派の作である。地刃の出来優れ、かつ健全である。 |