商品名 | 第2回特別重要刀剣 太刀銘 盛光 | ||
銘 | 盛光 | 作者 | 備前国住長船盛光 |
時代 | 南北朝時代末期~室町時代初期 | 伝来 | |
指定 | 1973/4/2 | 鑑定書 | 特別重要刀剣 |
価格 |
刃長 | 77.6㎝ | 反り | 2.0㎝ |
元幅 | 2.95㎝ | 元重 | 0.7㎝ |
先幅 | 1.90㎝ | 鋒長 | 3.0㎝ |
茎長 | 20.7㎝ | 茎反り | 僅か |
形状 | 鎬造、庵棟、長大寸延の太刀で、反りやや高く、先反りつき、中鋒。 |
鍛
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板目、やや肌立ち、棒映り立, |
刃文 | 互の目に丁子乱、小乱など交り、足・葉頻りに入り、飛焼などを見せ、処々に砂流しかかり、総体に匂出来、華やかである。 |
帽子 | 表はのたれ込んで先掃きかけごころに尖り、裏は乱れ込んで尖る。 |
彫物 | 表裏に棒樋、腰に添樋を掻き、丸留。 |
茎 | 生ぶ、棟を僅かに磨って反りつき、先刃上がり栗尻、鑢目勝手下がり、目釘穴四、目釘穴下の棟寄りに二字銘がある。 |
説明 | 盛光は室町初期の備前物、すなわち応永備前の代表的な刀工である。この太刀は長大で堂々たる太刀姿で、鍛えは板目がやや肌立って棒映りが立ち、刃文はやや腰の開いた互の目に丁子を交えた典型作で、同作中、極めて優れたものである。なお、「盛光」二字銘の作は年紀のあるものを見ないが、応永20年頃の作と思われる。 |