商品名 | 第36回 重要刀剣 金象嵌銘 兼光(刀) | ||
銘 | 金象嵌銘 兼光 | 作者 | 備前国長船兼光 |
時代 | 南北朝時代前期 | 伝来 | |
指定 | 平成2年5月25日 | 鑑定書 | 第36回重要刀剣 |
価格 |
刃長 | 72.3㎝ | 反り | 1.9㎝ |
元幅 | 3.1㎝ | 元重 | |
先幅 | 2.3㎝ | 鋒長 | 4.3㎝ |
茎長 | 22.1㎝ | 茎反り | 0.2㎝ |
形状 | 鎬造、庵棟、身幅広く、中鋒延びる。 |
鍛
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板目肌、杢交じり、肌、立ちごころに地沸つき、乱れ映り立つ。 |
刃文 | 小のたれを主体に小互の目交じり、小足入り、金筋・砂流しかかり、小沸よくつく。 |
帽子 | 浅くのたれ込み、小丸やや突き上げごころに返り、先掃きかける。 |
彫物 | 表裏に棒樋を掻き流す。 |
茎 | 大磨上、先栗尻、鑢勝手下り、目釘穴二、指表目釘穴の下中央に「兼光」と金象嵌銘がある。 |
説明 | 備前長船の金光は長光・傾向に続く長船の嫡流であり、南北朝時代を代表する投稿である。昨冬期間は元亨から応安にかけての50年の長きにわたっているが、ほぼ康永頃を境に作風が大別され、以前は景光風を継承したもの、以後はのたれを多く焼いて沸気のあるものがみられる。この刀は身幅が広く大鋒の南北朝期の豪壮な姿を示し、地刃に兼光の特色がみられて本阿弥琳雅の極めは首肯され、健全な作である。時代の外装1、現代の名工の外装1があります。 |