商品名 | 重要刀剣 備州長船祐定 永正6年2月日 | ||
銘 | 備州長船祐定 永正6年2月日 | 作者 | 永正祐定 |
時代 | 室町時代中期 | 伝来 | |
指定 | 昭和56年12月1日 | 鑑定書 | 重要刀剣 |
価格 |
刃長 | 68.3㎝ | 反り | 2.7㎝ |
元幅 | 2.8㎝ | 元重 | |
先幅 | 1.95㎝ | 鋒長 | 3.0㎝ |
茎長 | 13.6㎝ | 茎反り | 殆どなし |
形状 | 鎬造、庵棟、やや細身で反り深く、先反りつき、中鋒。 |
鍛
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板目よく錬れ、地沸つき、地景入り、極く淡く乱れ映り立つ。 |
刃文 | 腰開きの互の目乱れに丁字を交え、総体にやや小模様に乱れ、足・葉入り、小沸つき、砂流し・金筋かかり、僅かに飛焼入る。 |
帽子 | 焼深く、乱れ込み先尖りごころに返る。 |
彫物 | 表に草の倶利伽羅、裏に八幡大菩薩の文字と梵字の陰刻。 |
茎 | 生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下がり、目釘穴一、指表棟寄りに長銘、裏に同じく年紀がある。 |
説明 | 永正6年紀のある祐定の刀である。この時代のものにしては細身で反りがたかくつき一見太刀姿に見えるが、先反りが強いところに時代を示しており、地は板目よく錬れて地沸がつき地景入り鉄が強く見え、刃は常よりも小模様で腰開きの互の目に丁字を交え小沸ずいている。俗名を冠してはいないが入念の作であり、表裏の彫物も逞しく上手である。 |