商品名 | 第13回重要刀剣 石堂運寿是一 | ||
銘 | 藤原是一精鍛 文久2年8月日 | 作者 | 石堂運寿是一 |
時代 | 江戸末期 | 伝来 | |
指定 | 昭和40年3月10日 | 鑑定書 | 重要刀剣 |
価格 |
刃長 | 2尺3寸2分強(70.3㎝) | 反り | 5分2厘(1.58㎝) |
元幅 | 1寸2厘(3.1㎝) | 元重 | |
先幅 | 7分2厘(2.2㎝) | 鋒長 | 1寸2分半(3.79㎝) |
茎長 | 7寸3分(22.1㎝) | 茎反り | 僅か |
形状 | 鎬造、庵棟、反り浅く中鋒。 |
鍛
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板目殆んど柾がかり、地沸つき、地景入る。 |
刃文 | 互の目に丁子交じり、足・葉入り、匂深く小沸よくつき、処々に砂流しかかる。 |
帽子 | のたれ込み、先小丸に返る。 |
彫物 | |
茎 | 生ぶ、栗尻、鑢目大筋違、化粧鑢つき、目釘穴一、表中程に作者銘、裏棟寄りに年紀がある。 |
説明 | 石堂運寿是一は、羽前米沢の藩工である加藤長運齋綱俊の甥で、通称を政太郎といい、後、石堂家の七代目を継いで是一と称した。備前伝、相州伝を得意として上手である。明治24年、75才で没した。 この刀は文久2年、彼の45才の作で得意とした備前伝を焼いた傑出の一口であり、地、刃の冴えも見事である。 |