商品名 | 特別重要刀剣 刀無銘 当麻 | ||
銘 | 無銘 当麻 | 作者 | 大和国当麻派 |
時代 | 鎌倉時代末期 | 伝来 | |
指定 | 第5回特別重要刀剣 | 鑑定書 | 特別重要刀剣 |
価格 |
刃長 | 68.0糎 | 反り | 1.4糎 |
元幅 | 2.7糎 | 元重 | 0.7糎 |
先幅 | 1.95糎 | 鋒長 | 3.6糎 |
茎長 | 17.7糎 | 茎反り | 僅か |
形状 | 鎬造、三ツ棟、大磨上げ、反り浅く、中鋒。 |
鍛
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板目、上半刃寄り流れごころとなり、地沸よくつき、地景入る。 |
刃文 | 直刃調、互の目交じり、喰違いあり、匂深く沸よくつき、上半特に沸強くなり、足・葉入り、金筋、砂流し頻りにかかる。 |
帽子 | 乱れこみ、先小丸にかえり、沸崩れがある。 |
彫物 | |
茎 | 大磨上、先栗尻、鑢目切り、目釘孔二、無銘。 |
説明 | 大和国当麻派は、鎌倉時代末期に国行を祖として始まるが、国行有銘作は極めて少なく、 国宝、重要文化財に各々一口が知られている。この刀はそれらに比べると多少刃中の働きがにぎやかであるが、無銘の極め物に見る当麻にはこのような作柄のものが多く、総体的に見て、地刃の作風は同国の手掻、尻懸,保昌などと異なり、地景がよく現れ、沸も強く、当麻派の作と鑑せられるものである。 (この刀は帽子の中に日・月の焼きがある、これは相州伝の正宗の特徴があるのがおもしい) 鑑刀日日抄続二 19,20頁所載 本間薫山 鞘書 広島城 古刀名作展出品 |

