コラム:刀剣を鑑定する方法について

★刀剣の銘の真偽

まず、大切なことは、刀剣の銘の真偽を確認することです。誰が作成したのか、その鍛冶職人の名前を明らかにすることで、その刀のおおよその価値が決まるほど、銘は大切なものです。
★在銘・無銘
在銘の場合は、その銘が正しいものであるか、流派、国の特徴から、作者の作風と一致するか、その時代の作柄であるかなどについて審議を行います。 無銘の場合は、時代を想定します。まずは、おおよそ古刀期(1596年以前)のものなのか新刀期(1596年以降)のものなのかに分け、次に地鉄や刃紋を見ます。刀にライトで光を当てることにより、刃紋を確認することで、流派、作者、国などを推定します。無銘の刀の場合、この刀紋が鑑定の鍵を握っていることが多いのです。

★刀装

刀装を審議する際は、柄や鞘などが、作られた当時の形を維持しているかどうかをチェックし、保存刀装、特別保存刀装、重要刀装、特別重要刀装のどのランクに該当するものか、違いを見分けます。

★茎(なかご・刀身の柄に入った部分)

茎(なかご・刀身の柄に入った部分)は、柄木の中にあるので、流派を見分ける際は、きちんとチェックする必要があります。作者や地域により特徴があるので、茎の形や目釘穴の形、位置などを見て判断します。また、錆色も重要なポイントであり、人工的につけたものなのか、自然についたものなのかを見分ける知識が必要となります。